エリアトラウトのロッド選びで、意外と長く迷いやすいのが「長さ」だと思う。
5ft台か、6ft前後か。 6ft半くらいまでいくべきか。
スペック表を見ても決めきれないし、 「結局どれが一番いいのか分からない」という状態になりやすい。
自分も、かなりの時間この問題で止まっていた。
ロッドの長さで迷う理由
ロッドの長さは、 硬さやパワーよりも数値の差が小さく見える。
3インチ(約7.62cm)違うだけ、と言われると、 正直「誤差じゃないの?」と思ってしまう。
だからこそ、 決め手がなくて迷い続けてしまう。
「ベストな長さ」を探そうとしていた頃
最初は、 一番万能な長さを探していた。
ネットでよく見る定番。 評価が高いft表記。
どれか一つに決めようとしていたけど、 結局しっくり来る基準は持てなかった。
たった3インチでそんなに変わるのか?という疑問
60と63。
数値だけ見れば、 たった3インチ(約7.62cm)の差だ。
正直、 「ほとんど変わらないだろう」と思っていた。
でも実際に持ち替えてみると、 最初の一投で違いを感じた。
3インチ差で最初に変わったこと
キャスト時の感覚

63のほうが、 遠心力を使いやすい。
力を入れて飛ばすというより、 ロッドに乗せて「送る」感覚が強くなる。
60は、 自分が少しだけ仕事をする感じ。
63は、 ロッド側が仕事をしてくれる割合が増えた。
ロッドの仕事量の違い
同じ力でも、 63のほうがルアーが前に出やすい。
この差は、 軽いルアーを投げ続けるときに効いてくる。
掛けてからの印象の違い
曲がる位置の違い
60は、 全体で受け止める印象が強い。
63は、 やや竿先寄りから曲がり始める感覚があった。
初動の入り方が少し変わるだけで、 やり取りのリズムも変わる。
魚との距離感
63のほうが、 魚との距離を一定に保ちやすい。
焦って寄せる感じが減り、 余裕が生まれる。
操作と疲れ方に出た差
一日通して使うと、 疲れ方にも違いが出た。
63は、 キャストの積み重ねが楽。
60は、 操作がダイレクトで取り回しがいい。
どちらが楽か、というより、 「楽さの方向」が違うと感じた。
長い=上級者、短い=初心者ではない
ロッドの長さに、 上級者向き・初心者向きはないと思っている。
海釣りからエリアに入る人は、 63のほうが振りやすく感じることも多い。
短いロッドのほうが好きな人もいる。
これは技量ではなく、 慣れと身体感覚の話だ。
結局、何ftがベストなのか?
答えは「一つ」じゃない
何ftがベストか、 という問いに対して、 一つの答えは出ない。
ただし、 自分の中の基準になる長さは作れる。
まず一本選ぶならどう考えるか
最初は、 癖が強すぎない長さ。
そこを基準にして、 3インチ短い・長いを体感すると、 違いが一気に分かるようになる。
長さは数値より「身体感覚」で決めたほうがいい
ft表記は、 あくまで目安。
実際に変わるのは、 キャスト、やり取り、疲れ方。
3インチ差は、 決して誤差ではなかった。
まとめ|3インチは、ちゃんと意味があった

数値だけ見れば小さな差。
でも、 釣りの中では確実に影響が出る。
だからこそ、 まずは基準を作る。
そこから差を見る。
この順番で考えると、 ロッドの長さ選びはずっと楽になる。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
