同じルアー、同じライン、同じ投げ方。
それでもロッドを替えた瞬間、 「あれ、投げやすさが違うな」と感じることがある。
最初はフォームの問題かと思っていた。
でも使い比べていくうちに、 キャストの違和感は「投げ方」だけで決まるものじゃないと分かってきた。
キャスト感覚は「飛距離」だけでは語れない
キャストというと、 つい飛距離を基準に考えがちだ。
でも実際に差として効いてくるのは、 そこじゃない。
重要なのは、 ・力の乗り方 ・リリースのしやすさ ・ミスの起きにくさ
こうした感覚的な部分だと思っている。
短いロッドで感じやすいキャスト感覚

支点が近く、操作がシビア
短いロッドは、 支点が身体に近い。
その分、 手首や前腕の動きがダイレクトに反映される。
細かい操作はしやすいが、 タイミングのズレもそのまま出やすい。
初速が出やすい反面、再現性が下がりやすい
短いロッドは、 パンと初速が出やすい。
ただし、 毎投同じ軌道を作るのは意外と難しい。
調子がいいときは気持ちいいが、 集中力が落ちるとミスが増えやすい。
長いロッドで感じやすいキャスト感覚

遠心力を使いやすい
長さがあるロッドは、 振られている感覚が強い。
自分が強く振らなくても、 ロッドが自然に仕事をしてくれる。
力を抜いても前に送れる、 という感覚が出やすい。
タイミングの許容幅が広い
長いロッドは、 リリースのタイミングに余裕がある。
多少ズレても、 ロッドが吸収してくれる。
結果として、 一日通したときの安定感が高くなる。
3インチ差で感じたキャスト感覚の変化

60と63。
数字だけ見ると、 たった3インチの差だ。
それでも、 キャスト感覚ははっきり変わった。
60は、 自分が少し仕事をする感覚。
63は、 ロッドに任せられる感覚が増える。
この差が、 再現性と疲れ方にそのまま出る。
キャストの安定感は長さで決まりやすい
安定して投げられるかどうか。
これは、 ロッドの長さにかなり左右される。
狙った位置に投げ続けられる。
同じ力感で投げられる。
その積み重ねが、 釣り全体のリズムを作る。
飛距離より大事だったもの
正直、 エリアトラウトでは飛距離が足りなくて困る場面は少ない。
それよりも重要なのは、 ・狙ったコースに入る ・同じ軌道を再現できる ・無意識で投げられる
ここだと思っている。
キャスト感覚から長さを選ぶ考え方
少し長めが楽になりやすい理由
余裕が生まれる。
ミスが減る。
結果として、 集中力が長く続く。
特に最初の基準ロッドには、 少し長めが合いやすいと感じている。
短いロッドが合う人
操作を詰めたい人。
動きの速い釣りが好きな人。
キャストに慣れていて、 自分のリズムが出来上がっている人。
ロッドの長さは正解探しじゃない
長いから上手。
短いから玄人。
そういう話ではない。
体格、釣り方、慣れ。
それぞれで、 楽な長さは変わる。
まとめ|ロッドの長さはキャストの「余裕」を決める

ロッドの長さは、 キャストの余裕値を決める要素だと思っている。
余裕があると、 再現性が上がる。
再現性が上がると、 釣りが楽になる。
数字に引っ張られすぎず、 体感を基準に選ぶ。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
