エリアトラウトって、正直コスパはいいのか。
1日4,000円〜6,000円前後と聞くと、高いと感じる人もいると思う。
海なら無料の堤防もあるし、「入場料がかかる釣り」というだけで少し構えてしまう。
でも実際に通ってみると、単純な金額だけでは測れない感覚がある。
ここでは“高いか安いか”というより、何にお金を払っている釣りなのかという目線で考えてみる。
エリアトラウトの基本コスト

エリアの主な出費はシンプルだ。
- 入場料(時間制が多い)
- 交通費
- ルアー代(根掛かりは少なめ)
- 飲み物や軽食代
大きいのは入場料と場所によっては交通費。ただ、それ以外の出費は意外と増えにくい。
根掛かりが少ないぶん、ルアーを大量に失うこともあまりない。
魚は目の前に確実にいるので「今日は何も残らなかった」という日が出にくいのも特徴のひとつ。
完璧なボウズになることもあまりない。
真冬でも成立する釣りというのが僕の中でとても魅力的でもある。
海釣りと比べるとどうか

僕は一年を通すとエリアよりも海釣り/SUP釣りを多くやっている。
海の堤防は無料の場所もあるし、SUPで沖にエントリーするのは無料だ。
でも、風・波・潮の影響を強く受ける。SUPだとそもそも沖に出られない日の方が多い。
陸っぱりも冬は釣果が厳しくなる。
魚が回ってこなければ、何時間ルアーを投げても、堤防でサビキを落としても反応がないことが常だ。
だから魚がいる場所を探すために、場合によっては歩きまわったり、SUPを漕ぎ続けなければならない。
根掛かりでルアーを失うこともあるし、海までの移動距離が伸びればガソリン代も増える。
エリアに比べて安い可能性はあるけれど、成立率は読みにくい。
そこに面白さがある一方で、最初の一匹までは遠いこともある。
個人的に一番高いなーって思うのは交通費になることが多い。
船釣りとの比較

船に乗れば、1回8,000円〜15,000円前後。
船長主導で魚に近づくぶん、成立率は高い。
エリアより金額は高いけれど、爆発力がある。
引きの良さ含め、1匹を釣った時の満足度は非常に高い。美味しい魚を釣れる確率も高い。
ただ、天候で中止になることもあるし、出航するには自然条件の影響をモロに受ける。
乗合船ではしっかりその日のルールに沿わないといけない。
金額含め、行きたい時にいつでも行けるわけではない点がネックになる。
エリアがコスパ良く感じる理由

エリアは、安定にお金を払っている釣りとも言えるかもしれない。
- 放流があり、魚がいる前提で釣りができる
- 海ほど風や天候に左右されにくい
- 冬でも成立する
- 時間で区切れる
「今日は釣りが成立しないかもしれない」という不安が少ない。魚のスレ具合や気温によって釣果は上下するけど、ある程度慣れた後はボウズになることはほとんどない。自分のやり方で釣りの再現性を味わうことができる。
その安心感にコストをかけている、と思っている。
釣った魚を持って帰ることもできるし、トラウトは美味しい。これも大きな魅力になる。
結局、コスパって何で決まるのか

金額だけで比べれば、無料の釣りには勝てない。
でも、
・移動時間
・ロストの量
・釣れる確率
・1日の満足度
そこまで含めて考えると、見え方は変わる。
僕の中では、
海は爆発力と1匹の価値、エリアは安定感。
季節や気分で使い分けると「釣りに行けない日」が消えていく。
またエリアで得た釣りの思考や魚とのやりとりの経験は、海釣りでも確実に生きてくる。
最初の一匹に出会いやすいという意味では、
エリアはかなり“コスパがいい”と僕は感じている。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
