エリアトラウトでよく言われる「1.6gは万能」という言葉がある。
正確には、万能なのは1.6gそのものではなく、1.4〜1.6gという重さの帯だと感じている。
1.6gが「基準」になりやすい理由
多くのメーカーで1.6g前後が用意されているのは事実。
ただし、それは「この重さが正解だから」ではなく、設計上の基準点として扱いやすいから。
メーカーによっては1.4gを基準にしていたり、1.5gを中心に組んでいたりする。
海外絡みなら1/16oz(約1.75g)が基準になることもある。
重さそのものより、そのスプーンがどこを基準に設計されているかの違いだ。
エリアトラウト的に「ど真ん中」にある重さ帯
1.4〜1.6gは、エリアトラウトの構造的にちょうど真ん中に位置している。
表層を触れる。
中層は一番安定する。
軽く沈めることもできる。
流れがあっても破綻しにくい。
スローから、やや速巻きまで許容できる。
軽すぎず、重すぎず、主張も強すぎない。
この「ど真ん中感」こそが、万能と言われる理由。
0.2gの差が別物になる世界
エリアトラウトでは、0.2gの差がはっきり性格を分ける。
沈み出し。
立ち上がり。
流れへの耐性。
魚が感じる違和感。
だからメーカーは、細かく刻むよりも、性格が分かれる重さを選ぶ。
状況を読むための「基準ウェイト」

この重さ帯は、魚を釣るためだけのものではない。
水深。流れ。魚のレンジ。反応の速さ。
それらを一投で把握しやすい。
軽すぎると情報が足りず、重すぎると情報が荒くなる。
1.4〜1.6gは、状況を読むための基準ウェイトとしても非常に優秀だ。
万能=何でも釣れる、ではない
万能だからといって、これだけ投げていれば良いわけではない。
食わないなら軽くする。
届かないなら重くする。
反応が鈍ければ色や動きを変える。
その判断の起点になるのが、この重さ帯と感じている。
まとめ

1.4〜1.6gという帯域は、間違いなくエリアトラウトの中心にある。
メーカーによって数字は違っても、役割は同じだと考えている。
この帯を基準に考えられるようになると、重さの選択が一段クリアになる。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
