冬のエリアトラウトは、朝がきつい。
気温が0℃を下回ると、ラインもガイドもティップも凍りついて、まともに釣りにならない。
ぼくも何度も「1投ごとにガイドが凍る地獄」を味わった。
でも対策を知れば、冬こそ釣果が伸びる。
今回は、冬エリアの朝に必要な“凍結対策”と“流速対策”をまとめて解説する。
なぜ冬の朝は釣れにくいのか?
まず前提として、冬の朝は魚の動きが鈍い。
理由は水温と酸素量の関係にある。
- 水温が低い → 魚が省エネモードで動きが遅い
- 酸素量が増える → 表層〜中層に散りやすい
- 朝一は活性が“上がる前”なので口を使いにくい
だからこそ「正確なレンジ」と「スローな誘い」が重要になる。
最大の敵:ティップ凍結の対策
冬エリアの地獄ポイントはこれ。
5投もするとガイドが凍り、ラインが通らなくなる。
ぼくが実践して最も効果があった方法を紹介する。
① ラインは“ナイロン”が圧倒的に凍りにくい
エステルやPEは水を吸いやすく凍りやすい。 冬は結局、ナイロンが一番安定した。
- ナイロン0.8号前後 → 凍結に強い。
- エステル → 感度は最強だが凍結しやすく扱い難い。
どうしてもPEやエステルを使いたい人は、後述の⑤の方法を組み合わせるとよい。
② 撥水スプレーは“釣り用”が効く
ガイド・ティップに軽くスプレーしておくと凍りにくくなる。 服用の撥水ではなく、釣り用の撥水剤がベスト。
効果は1〜2時間ほど持続。
③ お湯を持っていく(最終奥義)
ポットに熱めのお湯を入れ、凍ったガイドに少しずつかける。
これが最強。 ただし、かけすぎると水滴が再凍結するので注意。
④ ロッドを水に沈めない
ルアー回収時にティップを水に浸ける癖がある人は要注意。 水がついた瞬間に凍る。
冬だけは、ティップを水につけない投げ・回収を意識する。
⑤ ラインスラックを出さず“張ったまま”回収する
ラインがたるんでガイドに接触する量が増えるほど凍る。 テンションを張ったまま巻くことで、水がガイドに触れにくくなる。
冬は“流速”も変わる|ストリーム型ポンドの重要ポイント
冬の流れは、夏と比べて速く感じることが多い。 これは水温で密度が変わるからだ。
- 水温が低い → 水が重くなり流速が速く感じる
- 冬は湧き水が多いフィールドが有利(安定する)
- 魚は“緩い流れの層”に溜まりやすい
つまり、冬は「流速の違い」を読むのが釣果の差になる。
攻略①|重めのスプーン(1.8g〜2.4g)で“流れを切る”
冬の朝は軽量スプーンのレンジが安定しない。 ぼくの結論はこれ。
- 1.8g〜2.4gのスプーンで流れを突っ切る
- レンジは中層固定 → スローより“安定”優先
軽くしすぎると冬は泳ぎが破綻しやすい。
攻略②|クランクは“DR・深め”から入る
冬の朝は魚がボトム寄りになることが多い。
- ディープクランク(DR)から開始
- 中層に散ってきたらMRに上げる
冬はクランクが強い理由は“流速の緩い層”を探しやすいから。
攻略③|ミノーは“スーパースローシンキング”が最強
ミノーを使うなら、沈みすぎないSSS(スーパースローシンキング)。 動かしすぎず、レンジをキープするのが重要。
冬のミノーは“弱すぎるアクション”が正解になることが多い。
冬エリアの服装・寒さ対策
寒さ対策は釣果に直結する。 手が動かなくなると繊細な操作ができない。
- インナーはメリノウール一択
- 薄手の防水グローブ → 予備を2個持つ
- カイロは腹・腰・手首に貼る
- 靴は防水+厚手ソックス
手が冷えると“巻くスピードが一定にできない”ので、これは本当に重要。
まとめ|冬エリアの朝攻略は「凍結×流速」の2軸だけ覚えればOK
冬エリアの朝は厳しいけど、条件を知れば一気に釣れるようになる。
- ナイロンラインで凍結リスクを下げる
- 撥水スプレー+お湯でティップ凍結を防ぐ
- 流速に合わせて1.8g〜2.4gのスプーンを中心に
- DRクランクで“緩い層”を探す
- ミノーはSSSで弱めのアクション
これだけで冬の釣果は劇的に変わる。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
