釣りの「号」はややこしいものが多いけど、その中で錘の号はまだ分かりやすい部類に入る。
理由はシンプルで、錘の号は基本的に「重さ」を見ているから。
ただし、分かりやすい=適当に使っていい、ではない。
特に竿との関係を知らないままだと、トラブルの元になる。
先に結論を
1号、2号、3号、4号等、
錘の号は重さの目安。
g(グラム)に換算できる。
でも、どんな重さでも付けていいわけじゃない。
錘の号とgの基本換算
一般的に使われている換算は、1号=約3.75g。
細かい誤差はあるけど、実用上はこれで考えて問題ない。
| 錘の号数 | 重さ(g)目安 |
|---|---|
| 1号 | 約3.75g |
| 2号 | 約7.5g |
| 3号 | 約11.25g |
| 4号 | 約15g |
| 5号 | 約18.75g |
| 6号 | 約22.5g |
| 7号 | 約26.25g |
| 8号 | 約30g |
| 9号 | 約33.75g |
| 10号 | 約37.5g |
| 11号 | 約41.25g |
| 12号 | 約45g |
| 13号 | 約48.75g |
| 14号 | 約52.5g |
| 15号 | 約56.25g |
| 16号 | 約60g |
| 17号 | 約63.75g |
| 18号 | 約67.5g |
まずは「号はgに置き換えられる」という感覚を持っておくと、かなり楽になる。
一番大事:竿には背負える限界がある
錘を使うときに必ず意識しておきたいのが、竿の負荷限界。
竿は、無限に重さを支えられるわけじゃない。
多くの竿には、
「錘負荷 ◯号まで」
「キャストウエイト(投げていい重さ) ◯gまで」
といった表記がある。
錘を選ぶときは、この表記を必ず基準にする。
オモリの号と竿の号の関係について

ここで勘違いしやすいのが、オモリと竿自体の「号」との関係。
2号4.5mの磯竿、みたいな竿の号数表記があるけれど、
竿自体の号数と、使える錘の号数が直接対応しているわけじゃない(ここがとてもわかりづらい)
竿の号は、その竿が想定している使い方や魚のサイズの目安。
錘の重さを決めるときは、
竿に表示されている「錘負荷」や「キャストウエイト」を見るのが大事だ。
例外として考えていいケース:投げないサビキ
ただし、例外もある。
それが「投げないサビキ」。
足元に落とすだけのサビキの場合、キャストによる負荷がかからない。
そのため、竿の表記より多少重い錘を付けても問題になりにくい。
特に、水深がある釣り場では話が変わる。
たとえば都内近郊だと、横浜の本牧海釣り施設のように15m以上の水深でサビキができる場所もある。
こういう場所では、
5号や8号だと仕掛けはほぼ安定しない。
10号以上、潮や風の状況によっては15号前後の錘を使うことも普通にある。
つまり、サビキ=軽い錘、とは限らない。
場所によって、錘選びは大きく変わる。
場面によって底がちゃんと取れるオモリを使うことが最重要だ。
錘の号は何を基準に決めるか
錘を決める基準は、魚のサイズでも竿の号でもない。
- 水深
- 潮の速さ
- 仕掛けを安定させたいかどうか
この3つが基本。
錘は「釣るための重さ」じゃなく、「仕掛けを成立させるための重さ」と考えるとちょうどいいかもしれない。
重くする/軽くするの考え方
重くすると、仕掛けは早く沈むし安定する。
その代わり、動きは鈍くなる。
軽くすると、仕掛けは自然になる。
でも、流されやすくなる。
正解は一つじゃなく、状況に合わせて調整するための数字が、錘の号だ。
初めに迷いやすいポイントと勘違い
- 前述したけど、竿の号と合わせる(合わせなくていい)
- 糸の号と合わせる(合わせなくていい)
錘は「合わせるもの」じゃなく、「選び直していいもの」として扱うとちょうどいいと思う。
まとめ
- 錘の号は重さの目安
- gに変換して考えられる
- ただし、竿の負荷限界は必ず守る
サビキでも、水深があれば重い錘を使う場面はある。
釣り方より、場所と状況を見る。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
