釣具のパッケージを見ると、いろいろな場所に「号」が出てくる。
針6号、ハリス2号、幹糸3号、道糸3号、オモリ10号、竿3号、エギ3号。
同じ「号」という言葉でも、すべてが同じ基準でつながっているわけではない。
針の号数は針の大きさ。ラインの号数は糸の太さや規格。オモリの号数は重さ。竿やエギの号数も、また別の基準で使われる。
最初は、「号」という単位をまとめて覚えようとしない。針、ライン、オモリ、竿、エギで、それぞれ何を表している数字なのかを分けて読む。
釣りの「号」は、道具ごとに意味が違う
釣りの「号」は、共通の単位ではない。
同じ3号でも、針3号、ライン3号、オモリ3号、竿3号、エギ3号は、それぞれ別の数字として読む。
竿が3号だから、糸も3号にする。ラインが3号だから、針も3号にする。オモリが10号だから、針も10号にする。
こういう合わせ方はしない。
数字をそろえるのではなく、どの道具の号数なのかを先に読む。
- 針の号数=針の大きさ
- ラインの号数=糸の太さや規格
- オモリの号数=オモリの重さ
- 竿の号数=竿の種類や強さの目安
- エギの号数=エギの大きさ
例外的に、ウキとオモリは号数を対応させて読む場面がある。
それ以外は、同じ数字でも別の部品の数字として扱う。
同じ「号」でも、パッケージは別々の部品を指している
釣具の表記では、同じ「号」がいろいろな場所に出てくる。
針の袋には針の号数。ラインの箱には糸の号数。オモリの袋には重さの号数。竿のスペックには竿の号数やオモリ負荷が書かれている。
商品ごとに見ている場所が違うので、同じ数字をそろえても釣具全体のバランスがそろうわけではない。
まずは、どの部品に書かれている号数なのかを確認する。
針の号数は、針の大きさを見る数字

針の号数は、針そのものの大きさを読む数字だ。
サビキ仕掛けなら、針3号、4号、5号、6号、7号、8号のような表記が出てくる。
針の号数は、魚の口の大きさ、エサの大きさ、狙う魚のサイズに合わせて選ぶ。
小さいイワシを狙うなら小さめの針。アジやサバを狙うなら、少し大きめの針を使う場面がある。
針6号だから、ラインも6号にするわけではない。
針6号だから、オモリも6号にするわけでもない。
- 針の号数は、針の大きさ
- 魚の口の大きさに関係する
- エサの大きさに関係する
- ラインやオモリの号数とは別の数字
同じ号数でも、針の種類や形で、針の幅、軸の太さ、エサの付けやすさが変わる。
サビキ針、袖針、丸セイゴ針、チヌ針では、同じ6号でも形が違う。
針の号数は、針のサイズを読む数字として見る。
ラインの号数は、糸の太さや規格を見る数字

ラインの号数は、糸の太さや規格を読む数字だ。
道糸3号、ハリス2号、PE1号のように書かれる。
釣具の袋に「ハリス2号」「幹糸3号」と書かれている場合も、これは糸の太さを示している。
ラインの号数は、針の号数やオモリの号数とは違う。
ハリス2号だから、針も2号にするわけではない。道糸3号だから、竿も3号にするわけでもない。
- ナイロン3号=ナイロンラインの太さ
- フロロ2号=フロロラインの太さ
- PE1号=PEラインの太さを選ぶための号数
- ハリス2号=針につながる糸の太さ
- 幹糸3号=仕掛けの中心を通る糸の太さ
ナイロンやフロロでは、号数は糸の太さとして見やすい。PEラインも号数で選ぶが、ナイロンやフロロと同じ太さとしては読まない。
素材が変わると、同じ号数でも使い方は変わる。
ナイロン、フロロ、PEでは、伸び方、硬さ、擦れへの強さ、結び方が違う。
ラインの号数は、糸の太さや規格として読む。そのうえで、素材と釣り方を合わせて選ぶ。
オモリの号数は、重さを見る数字

オモリの号数は、重さを読む数字だ。
オモリ1号は約3.75g。10号なら約37.5g、15号なら約56gになる。
サビキのカゴやオモリ、ちょい投げの天秤オモリ、船釣りのオモリなどで号数が出てくる。
| オモリ号数 | 重さの目安 |
|---|---|
| 1号 | 約3.75g |
| 5号 | 約18.75g |
| 8号 | 約30g |
| 10号 | 約37.5g |
| 15号 | 約56g |
| 20号 | 約75g |
オモリ10号は、針10号のことではない。
ライン10号のことでもない。
オモリ10号は、約37.5gの重さとして読む。
竿を選ぶときは、このオモリの重さが竿のオモリ負荷に入るかを確認する。
たとえば、10号のオモリを使うなら、10号が竿のオモリ負荷の範囲に入っているかを見る。
オモリの号数は、gに換算して竿の表記と合わせて読む。
竿の号数は、竿の種類や強さの目安として読む

竿にも号数が出てくる。
磯竿1.5号、磯竿2号、磯竿3号のような表記だ。
竿の号数は、針やラインやオモリの号数と直接合わせる数字ではない。
竿3号だから、道糸を3号にする必要はない。
竿3号だから、オモリを3号にする必要もない。
竿の号数は、竿の種類ごとに意味が変わる。磯竿の号数、投げ竿の表記、船竿のオモリ負荷は、同じ感覚では読まない。
磯竿なら、どのくらいの仕掛けや魚を想定している竿なのかを見る数字になる。
最初は、竿の号数だけで決めず、竿の種類、長さ、オモリ負荷、適合ルアー重量を一緒に確認する。
- 何の釣りに使う竿か
- どの長さの竿か
- どのオモリ負荷か
- どのラインを使うか
- どの魚を狙うか
竿の号数だけでなく、使う仕掛けの重さ、付けるオモリ、使うライン、狙う魚まで並べて選ぶ。
竿の号数は、ほかの道具の号数と数字をそろえるためのものではない。
エギの号数は、エギの大きさを見る数字
エギにも号数がある。
2.5号、3号、3.5号のように書かれる。
エギの号数は、エギの大きさを読む数字だ。
号数が大きくなると、エギのサイズが大きくなる。
サイズが変われば重さも変わるが、オモリの号数のように重さを直接表す数字ではない。
エギ3号と、竿3号、ライン3号、オモリ3号は別の数字として読む。
- エギ3号=エギの大きさ
- オモリ3号=約11.25gの重さ
- ライン3号=糸の太さ
- 竿3号=竿の種類や強さの目安
エギの号数は、イカのサイズ、季節、釣り場、沈む速さなどと一緒に考える。
ほかの釣具の号数と数字を合わせるものではない。
ウキとオモリの号数だけは対応して読む場面がある
釣りの号数は、基本的に道具ごとに意味が違う。
その中で、ウキとオモリは号数を対応させて読む場面がある。
ウキ1号は、1号前後のオモリを背負う浮力の目安になる。
ウキ0.8号なら、0.8号前後のオモリと合わせる考え方が出てくる。
実際には、ハリス、針、エサ、潮の受け方もあるので、最後は仕掛け全体の浮き沈みで調整する。
針、ライン、竿、エギの号数は、それぞれ別物。
ただし、ウキとオモリは対応して読む場面がある。
- ウキ1号=1号前後のオモリを背負う浮力
- オモリ1号=約3.75gの重さ
- ウキとオモリは、仕掛け全体の浮き沈みに関係する
ウキ釣りでは、ウキの浮力とオモリの重さを合わせる。
ここだけは、号数を対応させて考える場面がある。
同じ3号でも、意味は全部違う
同じ3号でも、針、ライン、オモリ、竿、エギでは意味が違う。
数字だけを見てそろえると、どの部品の話なのかが崩れる。
| 表記 | 何の数字か | 何と合わせるか |
|---|---|---|
| 針3号 | 針の大きさ | 魚の口、エサの大きさ |
| ライン3号 | 糸の太さや規格 | 釣り方、魚の大きさ、仕掛け |
| オモリ3号 | 重さ(約11.25g) | 竿のオモリ負荷、水深、潮 |
| 竿3号 | 竿の種類や強さの目安 | 釣り方、オモリ負荷、対象魚 |
| エギ3号 | エギの大きさ | イカのサイズ、季節、釣り場 |
針3号は針のサイズ。
ライン3号は糸の太さや規格。
オモリ3号は重さ。
竿3号は竿の種類や強さの目安。
エギ3号はエギの大きさ。
同じ数字でも、読んでいる場所が違う。
釣具の袋で「号」を読む順番

仕掛け袋には、複数の号数が並んでいることがある。
たとえば、サビキ仕掛けの袋に、針6号、ハリス1.5号、幹糸3号と書かれている場合がある。
このとき、数字をそろえるのではなく、どの部品の号数なのかを先に読む。
- 針6号=針の大きさ
- ハリス1.5号=針につながる糸の太さ
- 幹糸3号=仕掛けの中心を通る糸の太さ
- オモリ10号=オモリの重さ
- 竿のオモリ負荷5〜15号=付けられるオモリの範囲
仕掛け袋の数字は、全部同じ場所を指しているわけではない。
針の数字、糸の数字、オモリの数字、竿の数字を分けて読む。
この順番で読めば、「針6号だから道糸も6号にする」のような混同を避けられる。
仕掛け袋に出てくる幹糸と枝スの場所は、中心の糸と針へ出る糸で分けると整理できる。
最初に覚えるのは、合わせる数字と合わせない数字
釣りの号数は、同じ数字にそろえるものではない。
合わせる数字と、合わせない数字を分ける。
合わせて読む数字
- オモリ号数と竿のオモリ負荷
- ウキ号数とオモリ号数
- 針の号数と魚の口、エサの大きさ
- ラインの号数と釣り方、仕掛け、魚の大きさ
数字だけでは合わせないもの
- 竿3号だからライン3号
- ライン3号だから針3号
- エギ3号だからオモリ3号
- オモリ10号だから針10号
- 針6号だから道糸6号
号数は、同じ数字にそろえるためのものではない。
どの部品の号数なのかを読み、その部品が何と関係しているかを確認する。
サビキ・ちょい投げでは、仕掛け袋とオモリと竿の表記を分けて読む
サビキやちょい投げでは、全部の号数を一気に覚えなくていい。
仕掛け袋、オモリ、竿の表記を別々に読む。
サビキで見る号数
- 針の号数
- ハリスの号数
- 幹糸の号数
- カゴやオモリの号数
- 竿のオモリ負荷
サビキでは、針の号数で針の大きさを見る。ハリスと幹糸の号数で仕掛けの糸の太さを見る。カゴやオモリの号数で重さを見る。
そのカゴやオモリの重さが、竿のオモリ負荷に入るかを確認する。
ちょい投げで見る号数
- 天秤オモリの号数
- 針の号数
- ハリスの号数
- 道糸の号数
- 竿のオモリ負荷
ちょい投げでは、天秤オモリの号数で重さを見る。針の号数で針の大きさを見る。ハリスや道糸の号数で糸の太さを見る。
その天秤オモリが、竿のオモリ負荷に入るかを確認する。
サビキでもちょい投げでも、数字を同じ号数にそろえる必要はない。
針、糸、オモリ、竿で、数字が指している場所を分けて読む。
まとめ|釣りの号数は、同じ数字にそろえるものではない
釣りの号数は、共通の単位ではない。
針の号数は、針の大きさ。
ラインの号数は、糸の太さや規格。
オモリの号数は、重さ。
竿の号数は、竿の種類や強さの目安。
エギの号数は、エギの大きさ。
同じ3号でも、針3号、ライン3号、オモリ3号、竿3号、エギ3号は別の数字として読む。
ウキとオモリは、号数を対応させて考える場面がある。
最初は、数字をそろえるのではなく、どの部品の号数なのかを先に確認する。針は針、ラインはライン、オモリはオモリとして読む。
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