釣りを始めた頃、いちばん最初にモヤっとしたのが「号」だった。
1号、2号、3号、4号、、、。
竿も号、糸も号、オモリも号。
エギも号。
同じ言葉を使ってるなら、何かしら共通の基準があると思うじゃないか。
少なくとも、数字同士はどこかでつながってるんだろう、と。
でも実際に選ぼうとすると、まったく噛み合わない。
ここが一番気持ち悪かった。
当時、頭の中で起きてたこと
竿が3号。
じゃあ糸も3号?
オモリも3号?
エギ3号って、これも関係ある?
何か合わせなきゃいけない気がする。
適当に選ぶとバランスを壊しそうな気もする。
でも調べても説明がつながらない。
正直、この時が釣りで一番頭を使った時だった。
先に結論を書くと
釣りの「号」は、共通の単位じゃない。
道具ごとに意味が違っていて、基本的に互換性はない。
同じ数字だからといって、
竿の号と糸の号を合わせる必要はない。
エギの号とも、ほとんど関係はない。
例外的に、意味がつながっているのはウキとオモリだけだ。
今考えてもかなりの初見殺しである。
じゃあ、それぞれの「号」は何を見てるのか
竿の号
竿の号は、この竿が想定している重さや魚のサイズの目安。
絶対的な数値というより、「このくらいを想定して作ってますよ」というメーカー側の目安に近い。
だから、竿3号だから糸も3号、という考え方はしなくていい。
糸の号(ナイロン・フロロ・PE)
糸の号は、太さや強度の話。
しかも素材が違えば、同じ1号でも中身は別物になる。
竿の号とは見ている軸がまったく違うので、
数字を合わせる意味はほとんどない。
エギの号
エギの号はサイズ感(シルエット)の目安。
重さでも浮力でもなく、長さ基準。
サイズが変わるので重さも変わるけど、
重さそのものを表した単位ではない。
他の「号」とは、名前が同じなだけで共通性はない。
針の号
針の号もサイズの話。
形状やメーカーで印象はかなり違う。
これもまた、独立した世界。
ウキとオモリだけは、ちゃんと話が通じる
オモリの号は重さ。
ウキの号は、その号数のオモリを背負っても沈まない浮力。
この2つだけは、意味としてちゃんと対応している。
だから「ウキ1号+オモリ1号」は素直に成立する。
なぜ、こんなに分かりにくくなっているのか
釣りは釣法ごとに言葉が育ってきた。
あとから全体を統一する、ということがされていない。
経験者は頭の中で勝手に変換できる。
でも、その変換が商品単位で説明されることはない。
「これは3号の糸ですが、竿の3号と関連性はありません」
とかパッケージには書いてない。
だから初心者は混乱してしまう。
初心者はどう考えればいいか
「号」は共通の単位だと思わないほうが楽。
道具ごとに、それぞれ別の言語だと思っていい(ウキとオモリは例外的に噛み合ってるくらいの認識でOK)
数字を無理に合わせなくていい。
だいたいで選べば、バランスが壊れたりしない。
当時これを知ってたら、と思うこと
無駄に悩まなかったと思う。
店で頭をひねることもなかった。
「とりあえずこれでいい」が、もっと早くできたと思う。
まとめ
釣りの「号」は統一単位じゃない。
竿・糸・エギはそれぞれ独立。
ウキとオモリだけが対応関係。
釣りの言葉はかなり独特なものが多いけど、なれてしまえば当たり前のこととして馴染んでいくから不思議だ。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
