ロッドとドラグは一緒に考えたほうが楽になる

ドラグを調整しているのに、
なぜかうまくいかない日がある。

緩めれば弾かれる。
締めれば切れる。

「今日はドラグが合わないな」
そう感じて終わってしまうことも多い。

でも、後から振り返ると、
問題はドラグ単体ではなかった、ということがよくある。

目次

ドラグが効かない日の違和感は、ロッド由来かもしれない

エリアトラウトでは、
掛けた瞬間の負荷がとても大きい。

魚が反転する。
一気に走る。

このとき、
最初に力を受けているのはドラグではなくロッドだ。

ロッドがどう曲がるか、
そこで力をどう受け止めるか。

この部分が合っていないと、
ドラグ以前のところで破綻が起きる。

ドラグは「単体で調整している感覚」になりやすいけど

ドラグのトラブルが出たとき、
まずリール側のドラグを触る、という人は多いと思う。

それ自体は、全然おかしくない。

実際、自分もそうだし、
ドラグ調整はリールの仕事、という感覚は当たり前だ。

ただ、釣っている中で気づいたのは、
ドラグは単体で働いているわけではない、ということだった。

魚が掛かった瞬間、
ロッドがどう曲がるか。

そのあと、
どのタイミングでドラグが出るか。

この二つは完全に切り離せるものではなく、
実際の釣りでは同時に仕事をしている。

ドラグがうまくいかないと感じた日を振り返ると、
ドラグだけの問題じゃなかった、ということが意外と多かった。

初動の力を受け止めるのはロッドの役割

魚が掛かった瞬間、
最初に曲がるのはロッドだ。

このときロッドがしっかり曲がれば、
力は分散される。

反対に、
張りが強すぎるロッドだと、
力が一気にライン側へ流れる。

そうなると、
ドラグが効く前に弾く・切れるが起きやすい。

ドラグは「余った力」を逃がす役割

ロッドが受け止めたあと、
それでも余った力を逃がすのがドラグだ。

つまり、
ロッドで受けきれない力を補助する存在。

ロッドの性格によって、
ドラグがどれくらい仕事をするかは変わると思っている。

ロッドの性格でドラグ設定は変わる

よく曲がるロッドの場合

初動をロッドが吸収してくれる。

反転時のピークが丸くなる。

そのぶん、
ドラグはやや強めでも成立しやすい。

多少無茶な掛け方をしても、
余裕が残ることが多い。

張りが強いロッドの場合

力が直線的に伝わりやすい。

初動で負荷が集中する。

釣り方、使うラインよってはドラグはかなりシビアになる。

少しの調整差で、
切れる・弾くが起きやすい。

ライン別に見えてくる「ロッド×ドラグ」の関係

エステルラインの場合

伸びがほとんどなく衝撃のピークに弱いため、
ロッドの曲がりが重要になってくるラインだ。

ドラグに頼りすぎると、
初動で針がかかりにくくなったりするので、調整も難しい。

ロッドがしっかり仕事をしているかどうかで、
ドラグ調整の幅にも安心感が出てくる。

ナイロン・PEの場合

エステルに比べてライン自体に余裕がある分、
ドラグ調整の幅は広めにできる(エステル < PE < ナイロンのイメージ)

それでも、
ロッドの性格で「効いている感覚」は変わる。

同じドラグ設定でも、
ロッドが違うと別物に感じる。

うまくいっている日は、セットが自然に合っている

掛けた瞬間に安心感がある。

反転しても慌てない。

ドラグを意識しなくていい。

こういう日は、
ロッドとドラグの役割分担がうまく噛み合っている気がする。

ロッドを替えたら、ドラグは一から触ったほうがいい

同じ番手、同じリールでも、
ロッドが変われば状況は変わる。

曲がり方が違う。
力の逃げ方が違う。

以前の感覚をそのまま当てはめると、
ズレが生じやすい。

ロッドを替えたら、
ドラグの記憶感覚も一度リセットするようにしている。

ドラグがうまくいかないときの見る順番

  1. 掛けた瞬間のロッドの曲がり方
  2. 初動で弾かれていないか
  3. どこに力が集中しているか
  4. それでもダメならドラグを調整する

ドラグだけを疑わず、
まずロッドの動きを見ると、切り分けが早くなると思う。

セットで考えると、気持ちが少し楽になる

ロッドとドラグを一緒に考えるようになってから、
判断が少し楽になったと感じている。

トラブルが起きたときも、
「ドラグが悪い」「ロッドが合っていない」と
どちらか一方を強く疑わなくて済むようになった。

掛けた瞬間のロッドの動き。
そのあとにドラグがどう出ているか。

順番に切り分けて見られるようになると、
原因を静かに整理できる。

結果として、
釣り全体が落ち着いて進むようになった。

まとめ|ドラグは単独では機能し切らない

ロッドが受け止める。

ドラグが逃がす。

この二つで、一つのシステムだ。

だから、
ロッドとドラグはセットで考えたほうがいいと思っている。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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この記事を書いた人

SUP釣り・海釣り・管釣り・キャンプを“素人視点で検証する”アウトドアブロガーです。
安全・快適・コスパをテーマに、実際に使ったギアだけをレビューしています。

SUPでの落水、磯の夜釣りの失敗、クーラーボックスや虫対策の検証など、一次体験ベースの情報を発信中。

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