カラーはエリアトラウトにおいて重要な要素だが、最初に考えるべきものではないと僕は考えている。
レンジ、速度、アクションが合っていなければ、どんな色を使っても反応は安定しない。
カラーは「魚にどう見せるか」という話ではなく、
どれくらい存在を出すかを微調整するための要素くらいに押し留めている(いつも頼りたくなってしまうけれど)
カラーの役割は「存在感の調整」
カラーは反応を作る要素ではない
魚の追いを出すのは、レンジと速度。
口を使わせるための土台を作るのが、アクション。
カラーは、その先にある反応の質を微妙に変えるための要素に過ぎない。
色が釣果を左右しているように見える場面でも、
実際には他の条件がすでに整っていることが多い。
カラーは原因ではなく、補正として働くと考えると整理しやすいと僕は考えている。
なぜカラーは最後に考えるのか
色を変えても釣れない時に起きていること
色を次々に変えても反応が出ない場合、
原因は別のところにあることが多い。
- そもそもレンジが合っていない
- 速度の余白が合っていない
- アクションが強すぎる、または弱すぎる
この状態では、カラーを変えても状況はほとんど動かない。
カラーが効き始める条件
色の違いが反応として現れ始めるのは、次のような場面。
- 追いは出ている
- 触るが乗らない
- 反応が続かない
いわゆる「惜しい」状態になって、初めてカラーは判断材料になる。
カラー判断の基本軸は「強弱」
カラーは「目立つ/目立たない」ではなく「強い/弱い」
カラーを考えるときは、派手か地味かではなく、
存在感の強さで整理すると分かりやすい。
- 強い色:存在をはっきり出す
- 弱い色:周囲に溶け込ませる
派手 → 抑え → 地味は「引き算の順番」
反応が薄くなる方向を見ながら、段階的に存在感を落としていく。
最初から地味な色に寄せるのではなく、
引き算の順番として考えると迷いにくい。
ローテーションは色替えではなく、存在感を調整する作業になる。
スプーン・プラグでカラーの効き方が違う理由
スプーンは色の影響が出やすい
スプーンは動きが素直で、面積も小さい。
そのため、カラー差がそのまま反応差として現れやすい。
スプーンはカラー判断の基準になりやすいルアー。
クランク・ミノーは色より形と動き
プラグ系は、まず波動や動きが反応に影響する。
カラーは補助的な要素になりやすく、
明暗やシルエットの差が効く場面も多い。
状況別に見るカラーの考え方
朝イチ・放流


存在感を強く出す方向が成立しやすい。
色で魚を起こす役割を担う場面。
プレッシャーがかかった時間
存在感を落とす方向に調整する。
「気づかせない」寄せ方が効くことが多い。
見えているのに食わない時
まずは速度とレンジを再確認する。
それでも詰まったときに、カラーで最後のひと押しを行う。
カラーで沼りがちなこと
- 色を変えれば状況が変わると思ってしまう
- 釣れた色を正解として固定してしまう
- 他人の実績カラーをそのまま当てはめる
カラーは「答え」ではないと思っている。
状況を詰めるための調整ノブとして扱うと、使いどころが広がる。
答えは結果であって、原因の全てではない。
特にカラーは沼に陥りやすいので、僕も誘惑に負けないように気をつけている(よく負けてしまう)
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まとめ|カラーは最後だからこそ効く

レンジ、速度、アクション。
この三つが合った上で、カラーは初めて意味を持つ。
色は魚を釣るための主役ではなく、
反応を詰めるための、最終調整だと僕は思っている。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
