巻き上げは、動作だけ見るととてもシンプルだと思う。
ルアーを沈めて、そこから巻いてくる。
やっていること自体は、それだけだ。
でも実際にやってみると、
「なんとなくやっているけど、合っているのか分からない」
そんな感覚になることが多かった。
ここでは、エリアトラウトで巻き上げを覚えていく中で、
自分が実際につまずいたポイントを整理してみる。
初心者が巻き上げでやりがちな失敗
ボトムを取れていない

一番多かったのが、
実はボトムを取れていなかったパターン。
「このくらいで着底かな?」という感覚で巻き始めてしまい、
本当はボトムより少し上から引いていた、ということがよくあった。
これだと、巻き上げをしているつもりでも、
レンジをしっかり跨げていない。
カウントを取って、
一度きちんとボトムを基準にする。
それだけで、釣りの整理のしやすさがかなり変わった。
巻き始めが早すぎる
着底したと思った瞬間に、すぐ巻き始めてしまう。
これもよくやっていた。
早く動かしたくなる気持ちはあるけれど、
そのせいで「今どこから引いているのか」が曖昧になる。
一呼吸置いてから巻き始めるだけで、
自分の中でレンジのイメージが持ちやすくなった。
スピードを固定しすぎる

同じスピードで最後まで巻いてしまうのも、
初心者の頃はよくやっていた。
そのスピードで、
浮き上がっているのか、
ボトム付近を引けているのか。
そこを意識できていなかった。
少し速くする。
少し遅くする。
それだけでも、ルアーの通るレンジは大きく変わる。
どこを通したいか考えていない

今思うと、これが一番大きかったと思う。
ボトム付近なのか。
そこから少し上なのか。
駆け上がりをなめるように通したいのか。
このイメージがないまま巻くと、
巻き上げはただの作業になってしまう。
「今日はここを通したい」と決めてから巻くだけで、
スピードや角度も自然と変わるようになった。
失敗に気づいてから、巻き上げが分かりやすくなった

巻き上げは難しい釣り方ではない。
でも、なんとなくやると、なんとなく終わってしまう。
自分もまだ試行錯誤中だけれど、
こうした失敗に気づいてから、
巻き上げが少しずつ「考えられる釣り」になってきた。
初心者の頃につまずいたポイントを整理しておくだけでも、
次の一投が少しだけ迷いにくくなる。
この感覚は、今でも役に立っている。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
