止水ポンドで巻き上げを続けていると、
「なぜか、ここでだけ反応が集中する」
そんな場所がはっきりしてくる。
今回、自分の中で一番分かりやすかったのが、
駆け上がり付近だった。
ボトム一面を探っているときよりも、
地形が変化するポイントを通した瞬間のほうが、
明らかに反応が出やすかった。
駆け上がりは「溜まり」と「回遊」が交差する場所
駆け上がりは、
深場と浅場をつなぐ地形変化のある場所。
水深が安定しやすく、
ボトム付近には休んでいる魚が溜まりやすい。
一方で、
ポンドを回遊している魚も、
縁や変化をなぞるように動くことが多い。
つまり駆け上がりは、
溜まっている魚と
回ってくる魚の両方が絡みやすい場所になる。
巻き上げとの相性が良い理由は、
まずここにあると感じている。
下から上へ動くルアーは、見せやすい
巻き上げでは、
ルアーはボトムから上方向へ動いていく。
駆け上がりでは、
この動きが地形と重なり、
魚の視界に入りやすい角度になる。
横に一定レンジを通すよりも、
「下から差し込んでくる」動きになるため、
存在に気づかせやすい。
特に、
ボトム付近であまり動いていない魚に対しては、
この角度が効いている感覚があった。
やる気が低い魚でも、追わせやすい
駆け上がりに溜まっている魚は、
必ずしも活性が高いとは限らない。
水温が安定していて、
「とりあえずそこにいる」状態の魚も多い。
そういう魚に対して、
いきなり強いアクションや速い釣りをしても、
反応が出ないことが多い。
巻き上げでは、
まず視界に入れ、
少しずつ距離を詰めさせることができる。
下から上へ追わせる動きは、
魚にとっても無理が少なく、
「気づいたら追っていた」という形を作りやすい。
実際にヒットが集中した感覚
今回の釣りでは、
完全なフラットボトムよりも、
駆け上がり付近でのヒットが明らかに多かった。
ボトムを取り、
そこから同じスピードで巻き上げてくる。
地形変化に差し掛かったあたりで、
急に重くなる、
もしくは巻きが止められるようなアタリが出る。
止めたり、間を入れたりしなくても、
動かし続けたまま食ってくる。
この反応の出方は、
駆け上がり×巻き上げならではだと感じている。
駆け上がりを「通す」意識
重要なのは、
駆け上がりを点で狙うのではなく、
線で通す意識。
どこから巻き始めるか。
どの角度で上げていくか。
少しずつ調整しながら、
「このラインを通すと反応が出やすい」
というコースを作っていく。
駆け上がりは、
一度ハマると再現性が出やすい。
だからこそ、
巻き上げと組み合わせることで、
止水ポンドの中でも
信頼できる攻め方になっていく。
まとめ|駆け上がりは巻き上げの答えが出やすい場所

巻き上げという釣り方は、
地形変化があってこそ、
その強さがはっきりする。
特に駆け上がりは、
魚の状態が重なりやすく、
下から上へ動くルアーを見せやすい。
止水ポンドで迷ったときは、
まず駆け上がりを見つけ、
そこを巻き上げで通してみる。
今回の釣りでは、
この考え方が一番しっくりきた。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
