防災用のソーラーパネルについて調べていると、「これがあれば安心」「これで生活できる」といった言葉をよく目にする。
ただ、実際に使ってみてたどり着いた結論は、少し違った。
ソーラーは主力電源にはならない。
でも、時間を稼ぐ装備としては、確実に意味がある。
防災電源の主軸は「車での走行充電」

僕の防災電源の設計では、電力の主軸は明確に決まっている。
- メイン:車での走行充電
- 蓄える場所:ポータブル電源
- 補助:ソーラーパネル
理由はシンプルだ。
災害時でも、車が動かせる状況は意外と多い。
走行充電は天候に左右されず、影も関係なく、安定して電力を回収できる。
「確実に回る手段」を主軸に置くことで、防災設計は一気に現実的になる。
ソーラーは「生活を回す装備」ではない

200Wクラスであっても、ソーラーパネルは万能ではない。
晴れ、昼、影なし。
この条件が揃った瞬間だけ、本気を出す装備だ。
だからソーラー単体で生活を回そうとすると、必ずどこかで無理が出る。
期待値を上げすぎると、失望も大きくなる。
これはスペックの問題ではなく、太陽光発電そのものの特性だ。
それでもソーラーが「無駄にならない」理由

では、ソーラーは要らないのか。
答えははっきりしている。
ソーラーは「ゼロを回避する装備」として、確実に価値がある。
- 夜まで電力を延命できる
- 判断を急がなくて済む
- 最悪の状況でも最低限を守れる
発電量そのものよりも、「何もできない時間を減らせる」ことが大きい。
この差は、防災では想像以上に効いてくる。
「備え」が判断を楽にする

ソーラーを含めた電源の備えがあると、行動の質が変わる。
残量を睨みながら怯えるのではなく、
「今日はここまで使っていい」
「今は無理をしなくていい」
こうした判断を、数字ではなく感覚でできるようになる。
これは精神的な余裕でもあり、ミスを減らす仕組みでもある。
防災電源の結論

僕の中での結論は、かなりシンプルだ。
- 主力は走行充電
- 蓄えはポータブル電源
- ソーラーは時間を稼ぐ装備
この役割分担ができた瞬間、防災電源は「不安の塊」から「使える道具」に変わった。
ソーラーは主役ではない。
でも、主役を支える装備としては、これ以上なく優秀だ。
備えは、安心のためだけにあるわけじゃない。
判断を楽にするために存在する。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
