朝イチのエリアトラウトでは、まずスプーンが強い。
放流直後、もしくは朝のフレッシュな時間帯は、魚の反応が素直で、スプーンの情報量でも十分に口を使う。
この時間にスプーンで釣れる魚は、
まだ迷っていない魚だ。
だからここでは、
強めの色、少し速めの巻き、分かりやすい波動で問題ないと僕は考えている。
スプーン後に残るのは「判断をためらう魚」
数匹取ると、急に反応が変わる。
- 追ってくる距離が短くなる
- ルアーの後ろで止まる
- スプーンの波動に対して口を使わない
この段階で残っているのは、
存在には気づいているが、決断できない魚。
ここでスプーンを投げ続けても、
色や重さ、速度の微調整だけでは限界が出やすい。
クランクは「情報の出し方」が違う

スプーンは、
- 波動
- フラッシング
- 速度変化
これらを同時に伝えるルアー。
一方でクランクは、
- 一定の姿勢
- 安定した泳ぎ
- 整理された情報
を出し続ける。
つまりクランクは、
情報量を減らしつつ、存在だけをはっきりさせるルアーだ。
スプーン後の魚にとって、これはかなり見やすい。
「食わせ」ではなく「判断を完結させる」
スプーン後にクランクで釣れる時、
魚は派手に追わない。
- 反応は小さい
- 一瞬だけ寄る
- でも口は使う
これは食わせというより、
判断を終わらせている反応に近い。
スプーンでは迷い続けた魚が、
クランクの一定した動きで
「これならいいか」と決断すると見ている。
朝イチの流れは「役割分担」で考える
スプーンは、
迷いのない魚を効率よく取る役割。
クランクは、
残った魚の判断を完結させる役割。
この役割を意識すると、
なぜスプーン後にクランクが効くのかが腑に落ちる。
順番には意味がある

朝イチにクランクから入らない理由も、スプーン後にクランクが効く理由も同じだ。
魚の状態に対して、出す情報を変えているだけと僕は考えている。
朝イチの「スプーン後」にクランクが効くのは、
偶然じゃなく自然な流れの中にある。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
