スプーンで反応が出ない日がある。
レンジも合っているし、スピードも合っている。色も外していない。
それでも口を使わない時、原因が水深やカラーにないことは意外と多い。
そういう日は、「揺れ幅」が噛み合っていないケースが目立つ。
揺れ幅=波動の強さではない

最近はっきりしてきたけど、揺れ幅は「強く動くかどうか」という単純な話ではない。
揺れ幅は、
- 左右にどれだけ振れるか
- 振れの周期がどれくらいか
- 動きがどれだけ安定しているか
この3つが合わさった「動きの総量」に近い。
同じスピードで引いていても、揺れ幅が違うだけで、魚の反応はまったく別物になる。
魚は「動き」より「変化」に反応する
スレた魚ほど、一定の揺れには反応しなくなる。
ただし、
- 揺れが一瞬だけ大きくなる
- 揺れが一瞬だけ小さくなる
こうした変化が入った瞬間、追っていた魚が急に口を使うことがある。
スイッチが入るきっかけは、派手さではなく「わずかなズレ」。
そのズレが揺れ幅で起きることは多い。
揺れ幅を変える、いちばん簡単な方法

ルアーを替えなくても、揺れ幅は調整できる。
① 巻き始めの0.5秒を丁寧にする
いきなり一定速度に入らず、立ち上がりだけ少し遅くする。
それだけで初期の揺れ方が変わり、反応が出ることがある。
② テンションをわずかに抜く
完全に抜く必要はない。
ほんの一瞬だけテンションを緩めると、揺れ幅が一段大きくなる。
③ 同じgで別のスプーンを入れる
1.6g → 1.6g。
重さが同じでも、形状が違えば揺れ幅は別物になる。
変化がいちばん分かりやすいのは、ここ。
冬・低活性ほど揺れ幅は「小さめ」が残りやすい

冬の魚は、強い揺れを嫌いやすい。
だからといって、動かさなすぎても成立しない。
効きやすいのは、
- 揺れているが主張しない
- 安定しているが単調ではない
このバランスを保った揺れ幅。
NOA系やKhor系が残りやすい理由も、ここにあると感じている。
揺れ幅は「最後の一手」になる

レンジ、重さ、スピード。
これらが成立したあと、最後に魚を動かすのが揺れ幅になる。
色を変える前に。
スプーンを替える前に。
まず「揺れ方」を疑ってみる。
それだけで、何も変えていないのに1匹が出る。
そんな日が、確実にある。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
