28Wソーラーは、使い方を間違えると「思ってたのと違う…」になりやすい装備だ。
性能が悪いわけではない。
ただし、向いている人と向いていない人の差が極端に出る。
だからこれは「おすすめレビュー」ではなく、“向き不向きの仕分け”として整理する。
28Wを「買ってOKな人」
まず、28Wを買って後悔しにくい人はこのタイプだ。
①「通信だけ生きていればいい」人
・災害時、とにかくスマホの電源だけ確保できればいい。
・地図、連絡、情報収集が命綱になると分かっている。
この条件なら28Wはちゃんと仕事をする。
速くはないが、「ゼロにさせない」ことはできる。
この役割に対しては、28Wは割と素直な性能を持っている。
②「最悪の最悪に備える保険」が欲しい人
・車が使えない。
・ポータブル電源も空。
・それでも通信だけは残したい。
この“末端バックアップ”の位置付けで考えられる人は向いている。
28Wは主役にはならないが、何もないよりは確実にマシだ。
この差は、停電が長引いたときほど効いてくる。
③ キャンプ・登山・徒歩移動が前提の人
・重装備が持てない。
・発電量より「軽さと携行性」を優先する。
この用途では、28Wはサイズと重量のバランスがちょうどいい。
「充電できたらラッキー」くらいの割り切り運用ができる人には合う。
28Wを「買うと後悔する人」
ここからが重要なゾーンだ。
次のタイプは、買った瞬間からズレが生まれやすい。
① 家電を動かしたい人
・扇風機。
・冷蔵庫。
・電気毛布。
・調理器具。
これを28W単体でどうにかしようと考えているなら、即ストップだ。
発電量の桁が足りない。
これは性能の問題ではなく、物理的に成立しない。
② ポータブル電源を本気で回復させたい人
28Wは、ポータブル電源を「充電できる」ことと、「実用速度で回復させられる」ことはまったく別物だ。
28Wで1000Whクラスのポタ電を回そうとすると、時間感覚がおかしくなる。
発電はしているが、体感としては増えていない状態に陥る。
③「これ一枚で何とかなる」と思っている人
これが一番危険だ。
28Wは単独完結型の電源ではない。
あくまで、補助・延命・通信専用。
この位置づけが理解できていないと、期待と現実の落差で確実に後悔する。
100W以上へ行くべき人のライン
逆に、最初から28Wを飛ばした方がいい人もハッキリしている。
① ポータブル電源と本気で連携させたい人

・昼に発電して。
・夜に冷やす、照らす、動かす。
この運用を本気で成立させたいなら、100Wが最低ラインになる。
28Wは通信専用。
100Wからようやく「電源システムの一部」として計算できる。
② 災害時に「生活を守りたい」人

・夏の冷却。
・食料の保存。
・夜の照明。
このゾーンを守りたいなら、200W以上でやっと現実が見えてくる。
28Wはこの世界では完全に役不足になる。
28Wの正体は「電源」ではなく「命綱」

ここまでをまとめると、28Wの立ち位置はこれに尽きる。
・生活を支える電源 → 向かない。
・通信を切らさない命綱 → 向いている。
・最悪時の末端バックアップ → 向いている。
これを理解して買う人だけが、「思ってた通りの使い方ができた」と感じられるアイテムだ。
結論|28Wは“覚悟を決めて使う装備”だ

28Wは中途半端な装備ではない。
むしろ、役割が極端に尖った装備だ。
・買ってOKな人 → 通信・軽量・末端バックアップ目的。
・買ってはいけない人 → 生活電源を期待している人。
・100W以上へ行くべき人 → 電源システムを組みたい人。
この仕分けが頭に入った状態で選べば、28Wはちゃんと“意味のある装備”になる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
